第1回のリレー・フォー・ライフの2ヶ月前に、ヴィヴィは朝いつものように私のランニングの「伴走」お仕事をしてくれていたが、午後には、後ろ足を上げた。
検査をしていただいたところ骨肉腫「骨癌」と診断された。
もはや盲導犬としてのお仕事は、無理と引退を告げられた。
私の体の1部と思っていただけに、その時から私は、外を歩くことも出来なくなった。
朝のランニングの練習や買い物、そして、楽しみの一つである旅も出来なくなりショックだった。
転移を防ぐ為に足を切断した。
走ることの好きなヴィヴィは、1ヵ月後には、3本足で手術前の元気な時のように階段もかけ上がったり走り回っていたのには、驚きました。
しかし10ヵ月後に肺に転移して、天国に旅立った。
11歳であった。
足を切断する前日に「ジョナと登った3000メートル」の本にヴィヴィの足型を取った。写真は、そのヴィヴィの足跡と、火葬したときに、犬が、生きていく為に物を食べるときに大事な「犬歯」を拾いお守りとして、肌身離さず持っている。
私は、今まで、癌検診などしたことがなかったが、ヴィヴィが、癌になったことで、癌検診を受けたところ、膵臓に異常があり現在は、良性だが、癌にならなくっても膵臓摘出とも言われていますが!!
ヴィヴィは、癌検診を勧めてくれたと思っております。
確か15人の方々に伴走して頂いたように思いますが?
その中に何処かの新聞記者の方が、2度して下さり、学生時代陸上とサッカーをしておられた若いボランティアのお嬢さん・マラソンも出ておられるボランティアの男性の方も、皆さん伴走初めてだったようで、伴走って、楽しいねとおっしゃっていました。
主催者関係者・ボランティア・伴走して下さった皆様・キメラさんの美味しいおうどん・エードお世話して下さった皆様のお蔭で、目標が、達することが、出来ました。
12時間歩くことなく走れて、年齢を上回る数字の74km走ることが出来ました。
心房粗動が、再発したときは、もうランナーの方々にお会い出来なくなると思っていただけに多くの方々にお会い出来て、幸せでした。
ヴィヴィも天国で、喜んでくれていることでしょう…
昨年は、現在の盲導犬ピレスも参加させていただき、皆様と一緒に走らせていただきました。
これで、おこしやすマラソン・福知山も時間内完走出来そうかなぁ?
機会があれば、またウルトラの大会も走れる内に参加したいと思っております。
写真3枚目は、今年のリレー・フォー・ライフ、スタート後10時間経過の午前6時半頃のものです。