2009年9月22日、長居で行われたジャパンパラリンピック、10000mと5000mに出場してきました。伴走はふたみんです。
まず、10000mは10時25分のスタートで、ペキン組の皆さんも走られるということで、自己ベストを目指して走りました。
6000mすぎから7000mくらいのところが少ししんどかったですが、25周する間、ずっと皆さんからの声援が聞こえていて、ほんと元気と勇気をたくさんいただきました。声援をおくってくれた皆さん、ありがとうございました。
ラスト1キロはペースをあげていきたかったんですが、なかなかスピーどアップできなかったものの、ラスト1周でかなり気合が入ってきました。残り200mのところで、JBMAのコーチから「35分19秒」という声が聞こえました。
残り41秒、これは絶対に36分を切らねばと思い、ここからは得意のやけくそスパートです。早くゴールして楽になりたい、それだけを考えてスパートしました。ラストの直線では皆さんの声援におされて、伴走のふたみんがしんどくなるほどのスパートができてとても気持ち良かったです。ラスト1周は、75秒まであがりました。
タイムは35分54秒59、自己ベスト更新でカテゴリー別優勝で金メダルをいただきました!!
最初、3分半くらいのペースでいってたんですが、3分41秒まで落ちてしまい、情けないことに10000mの時よりもペースダウンしてしまいました。まあ、これもよい経験ですかね??
それでも収穫なのは、どんだけばてていても、これまた皆さんの声援の力を借りて、ラスト1周は、77秒までペースをあげることができました。最後の直線などは、今日はこれでおしまいなので、息をとめて残りの力を振り絞って走りました。どんな状況でもラストスパートする、これがモットーです。
17分49秒02、一応これも自己ベストです!!初18分切です。
マラソンは一般的には個人競技だと位置づけられていますが、伴走でマラソンをするということは、私は長期間にわたる団体競技だと考えています。かもぱに参加して3年半、たくさんの方と走った結果が今回のものです。いつもいつも速く走っていたのでは今の私はありません。ゆっくり長く走ることも大変有効です。
走り始めて3年半というのは、サッカーでいえば、キックオフしてからまだまだ序盤戦、野球でいえば、3回の裏がやっと終わったという感じでしょうか。今後もいろんな方とともにがんばって走っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。