第22回2009大阪リバーサイドマラソン


ジプシー君、大吉さん、あずまさん、菜の花さん、スタート前に気球をバックに記念撮影 報告: あずま
写真: オリーブ

11月8日のリバーサイドマラソンのハーフの部に参加しました。
伴走は菜の花さんです。

ハーフを走るのは2年半ぶりになります。
前回ハーフを走ったのは2007年4月の芦屋国際ファンランでした。
その後、膝関節痛があって、2年前の福知山マラソンを途中リタイヤして以降は、ハーフ以上の距離の大会には出場していませんでした。

膝関節痛は、無理して走りすぎると悪化しますが、休みすぎても悪化します。
ランニングをやめると膝周囲の筋肉が弱くなって、痛みが強くなるのだろうと思います。
そんなわけで、様子を見ながら、少しずつ少しずつ練習距離を伸ばして、10月には20キロ練習を3回しまして、ようやくハーフの距離まで走れるようになりました。

当日はよい天気で、11月にしては暑いくらいの気温でした。
ハーフの部のスタートは午前11時です。
目標は2時間半。
最初の1kmほどは混雑していて、周囲を気にしながらゆっくり走りました。
2kmを過ぎた辺りから徐々に混雑が緩和し、走りやすくなります。
ペースは6分半。
ちょっと速いかなと思いつつ、まずまず足も動いているので、そのペースで進みました。
わずかに微風はあるものの、気温が高く、汗が流れてきます。
最初の給水所は3km付近だったでしょうか。
給水所で配っているのは、「きらり枚方〜天の川のしずく〜」という枚方市の水です。
枚方市の自慢の名水だそうですが、じっくり味わうこともなく、一気に飲んで再スタート。

5kmを過ぎた辺りから芝生のでこぼこ道が続きます。
少年野球のグラウンドの横を通ったり、河川敷道路に出たり、くねくねと進みました。
ペースは相変わらず6分半です。
6km、7kmと進むにつれて暑さが増していきます。
そろそろ水が欲しいねと、菜の花さんと話をしつつ進むのですが、なかなか給水所がありません。
8kmを過ぎても給水所がなく、そのまま1km進んで、ようやく9km地点に給水所がありました。
「きらり枚方〜天の川のしずく〜」で水分補給。
って、この水の名前、なんか長くて言いにくいなあ…。
まっ、ええか。

水を飲むとすぐに鳥飼大橋がありました。
この辺りから折り返しランナーが増えてきます。
しばらくすると、大吉さん&ジプシー君ペアが折り返してきました。
我々も折り返し地点を目指して進みます。
ペースは変わらず6分半ぐらいだったでしょうか。
まだまだ元気でした。

折り返しを通過すると風向きが変わり、弱い向かい風になりました。
涼しいくらいの心地よい風で、気持ちよく走れました。
鳥飼大橋を過ぎると給水所があるはずだから、そこを目指して頑張りました。
しかーし!ここで信じられない事態が発生。
何と、給水所に「きらり枚方〜天の川のしずく〜」がないのであります。
ただの一滴もないのです。
暑い中を走っているのに、水が飲めないなんて…。
ああ、なんてアンラッキー。
この分だと次の給水所でも「きらり枚方〜天の川のしずく〜」がないかもしれない。
いや、ないに相違ない。
あると思って水がなかったら落胆するから、ないと思って走ることにしました。

それでも、弱い向かい風が吹いているので、何とか頑張ろうと思いました。
15km辺りから長い芝生の道に入ります。
でこぼこ道で走りにくく、徐々に疲労の色が濃くなってきました。
16km、17kmと進むにつれてスピードがダウン。
風向きも変わって暑くなってきます。
ああ、しんどい…。足が重い…。水がほしい…。
と思っていたら、給水所が近づいてきたことを菜の花さんが教えてくれます。
しかし、給水所があっても水がないかもしれない。
そんな不安な気持ちを抱えつつ近づきました。
給水所手前で、「水あるみたい!」と菜の花さんが言います。
現金なもので、その声を聞いてにわかにスピードアップ。
何しろ9km地点から水を飲んでないのであります。
「きらり枚方〜天の川のしずく〜」をごくごくと飲み干しました。
ああ、生き返る!!

給水所は18km地点付近です。
水分補給もしたことだし、残り約3km、頑張ろう!
さあ、ここからラストスパート!
と行きたいところでしたが…、足が重い。
スピードがどんどん落ちて行きます。
菜の花さんは「ファイト!」「頑張れっ!と励ましてくださいました。
ずいぶんロープも引っ張ってもらいました。
それでもペースダウンしましたけど、一歩一歩ゴールに向かって足を進めます。

ゴール写真:カメラの前を自転車が通過 ゴール手前では、テツさんが応援してくださっていました。
その横を通り過ぎ、いよいよゴールです。
ゴールでは、オリーブさんがカメラを持ってスタンバイしてくださっていました。
感動のゴールシーンをパチリ!
と撮影するはずだったのですが…。
ここで信じられない事態が発生。
なんと、カメラの前を自転車の親子連れが通過。
せっかくのゴール写真が自転車に邪魔され台無しになってしまいます。
ああ、なんてアンラッキー。
カメラマンのオリーブさんもガックリ。

ゴールタイムは2時間31分38秒、ネットタイムは2時間31分25秒でした。
目標を1分半ほどオーバーしてしまいました。
それでも2年半ぶりのハーフマラソンを完走できたこと、うれしく思います。
最後まで歩かずに足を進めることができたのは、菜の花さんが励ましてくださったおかげです。
菜の花さん、どうもありがとうございました。

大吉さん&ジプシー君のゴール写真 大吉さんは2時間9分でゴールされました。
おつかれさまでした。



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